ロマンス詐欺に遭っていることを認めない母を救いたい|探偵利用事例
SNSを通じた出会いが増える一方で、ロマンス詐欺の被害に遭う方も急増しています。特に、高齢者がターゲットとなるケースが多く、家族が被害を察知しても本人が認めず、対処が遅れることが少なくありません。そのような際に、家族としては被害を認めさせ早期に連絡を絶たせなくては被害が増える一方です。しかし、本人が頑なに認めない場合どうしたらいいのか困ってしまいますよね。そこで、この記事では、SNSで知り合った男性にロマンス詐欺で騙されている可能性のある母親に悩んでいる女性からの相談事例をもとに、解決策として有効な探偵調査について紹介していきます。
【この記事は下記の方に向けた内容です】
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ロマンス詐欺かも知れない母を守るための調査
ロマンス詐欺だと母に理解させたい|30代女性からの調査相談
ロマンス詐欺だと認めない母に関する探偵相談事例|30代女性からの相談
私の母は、父とは私が幼い頃に離婚しているため独り身で、寂しさからかSNS依存症です。今までは流行をキャッチするくらいでしたが、最近SNSで知り合った海外に住む男性に会いに行きたいからパスポートを取っておきたいと言い出したのです。男性は日本に来ようとしたが税関でトラブルがあり来日できなかったため、母が自ら渡航しようとしているようです。さらに、「投資を教えてもらっている」と話し、既に多額の資金をつぎ込んでいる様子です。そんな話を聞いて、もう完全にロマンス詐欺だと私は思いました。しかし、母は彼はそんな悪い人ではないし、電話もしたことあるからと認めません。投資が成功したら彼と海外で暮らすかもとか言っていて本当に困っています。完全にお金まで取られていて騙されているのに認めてくれません。これ以上被害を増やしたくないので彼がロマンス詐欺だと母に分からせてやりたいです。
ロマンス詐欺と認めない問題とは
本人が認めない限り解決が難しい
高齢者を狙ったロマンス詐欺は、心の寂しさにつけ込むことや、家族よりも自分を信じるように促す手口により、本人が被害に遭っていると理解がしにくく、詐欺と決める事で相手との関係が終わってしまうことに寂しさを感じてしまい被害を認めたくないケースが多くあります。「自分が騙されている」と認めない問題は、詐欺の深刻化を助長し、被害が長期化する原因の一つです。詐欺師が仕掛ける心理操作や巧妙な手口によって、より一層相手を信じ込み、現実を直視するのを拒むことがよくあります。しかし、そのままでは警察に相談したとしても本人が被害を認めない限り対応をしてもらうことができません。そのためにまずは解決に向けてロマンス詐欺の現状やご自身の状況を把握してもらうことが大切です。
被害を認めない事で起こるリスク
本人が被害に気づかなかったり、認めない事でロマンス詐欺は長引く一方です。さらにそれらを辞めさせようとする家族に理解がないと感じてしまい、詐欺師の手口に惑わされてしまうこともあるのです。早急に解決しなくては以下のようなリスクに発展します。
被害者が詐欺を認めないまま金銭を送り続けると、詐欺師は次々と新たな要求をしてきます。被害額が膨らみ、最終的には貯蓄や資産を失う恐れがあります。
被害を訴える家族と本人の間で言い争いが増え、信頼関係が損なわれる可能性があります。本人は「信じてもらえない」という孤独感に陥ることが多いです。
詐欺に気づいたときの精神的なショックは大きく、うつや自己否定感を引き起こすこともあります。被害の深刻化を放置すれば、立ち直るのに長い時間がかかる可能性があります。
母がロマンス詐欺にあっている場合に家族ができることとは
ロマンス詐欺は、被害者本人が詐欺と気づかず、むしろ相手を信じ込んでしまうため、家族が問題解決のために動く必要があります。高齢になるとロマンス詐欺の手口への判断能力も乏しくなり、詐欺に関する情報不足から大きな被害に繋がることが多いため、家族が詐欺被害への対策を行わないとエスカレートしてしまいます。しかし、感情的に対処すると逆効果になる場合もあるため、冷静かつ慎重に対応することが重要です。以下のようなことを行っていきましょう。
感情に寄り添い強く否定しない
詐欺にあっていると気づかせるためには、被害に遭っていると思われる母の心情に寄り添うことが大切です。感情的な否定は逆効果になってしまい、詐欺師にさらに依存する結果を招く可能性があります。そのため、相手を完全に信用してしまっている場合には、彼のことを否定するのではなく心配という気持ちを伝えていきましょう。
- 避けるべき行動: 「騙されている」「そんな人信じないで」といった否定的な言葉。
- 適切な対応: 「本当に大切なお母さんだから心配している」という姿勢を示し、共感を伝える。
客観的な証拠を集める
ロマンス詐欺は実態が掴みにくいことで、被害に遭っているのか判断が難しく、本人も認めたくないという意識が高まってしまいます。だからこそ、事実を示すことが有効です。以下のような方法で、ロマンス詐欺の手口と現状を照らし合わせることや、証拠を収集し被害に遭っているということを判明させましょう。
- 詐欺の証拠収集: 詐欺師が使用している名前や写真をインターネットで検索し、他の詐欺事例と関連がないかを調べる
- 第三者の意見: 探偵や専門家に調査を依頼し、詐欺の証拠を入手することで客観的な裏付けを得る
専門家に相談する
ロマンス詐欺の被害は複雑なケースが多く、家族だけで解決するのは難しい場合があります。家族が直接的に否定をするよりも専門家のサポートを受けることで、被害を抑えることや、被害に遭っていることを理解させることがスムーズになるでしょう。また、被害においても今後の回復措置について相談をすることで得られる知識があります。家族間で解決が難しい場合には専門家を頼りましょう。
母にロマンス詐欺被害を認めさせるには探偵調査が有効
事実を明らかにするために調査が必要
ロマンス詐欺に巻き込まれた可能性がある場合、本人が「自分は騙されていない」と信じ込んでしまい、家族がどれだけ心配しても耳を貸さないことがあります。詐欺師の巧妙な話術や心理操作によって、被害者は相手を全面的に信頼し、家族の助言に反発してしまうことが多いのです。こうした状況で解決を図るには、冷静に事実を明らかにする必要があります。その手段として、探偵調査を活用することが効果的です。
探偵調査の活用方法とメリット
母が連絡を取っている相手が詐欺師か実態を明らかにできます。詐欺師が語る居住地や職業、経歴が本物かどうか、また使用している写真や名前が他の詐欺事例で使われたものではないかを徹底的に調査します。さらに、送金されたお金がどこに流れているのかを追跡することで、詐欺の事実を明確に示すことができます。
探偵が収集した具体的な証拠は、被害者に冷静に事実を理解してもらう助けとなります。詐欺師の話に潜む矛盾点や、虚偽であることを示すデータを提示することで、「信じていた相手に嘘があった」という認識を持たせやすくなります。
探偵が詐欺の実態を明らかにすることで、被害者が送金を続けるのを食い止めることができます。また、収集した証拠は、必要に応じて弁護士や警察に相談し、法的措置を進める際にも役立ちます。被害者が自らの意思で行動を改めるよう促すためには、具体的な情報と冷静なサポートが不可欠になるため専門的な視点から必要なサポートを行うことでスムーズな解決が期待できます。
専門家の介入で問題をスムーズに解決
専門家へご相談ください
ロマンス詐欺に遭っていると思っていてもそれらを本人が認めない限り、解決に進むのが難しいですよね。ご家族としてはどうにか止めさせられないかと思うでしょう。しかし家族が言っても反発する場合には、専門家の意見も取り入れてみましょう。調査を行うことで事実を証明することができ母にも理解させることができるでしょう。母の心の負担を軽減するためにも第三者である専門家の意見を取り入れることが有効です。まずは、抱え込まずにご相談ください。
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